マネできないからこそたまに読みたくなる、内田彩仍さんの本
たくさんの物を所有しても、きちんと管理・維持できてセンスがいい人。
と聞いて真っ先に思い浮かぶのは内田彩仍さんです。
何年か前に『リンネル』を読んで内田さんを知り、
『12か月のこと』を買って時々読み返しています。
一時期とても影響されて、エキスパートのサボを買いそうになりました。
欲しいけど、手入れをきちんとした方が良さそうな靴だし、
子供を追いかけられないなと思って諦めましたが。
読み返そうと思う時は大抵ちょっと疲れていたり、部屋が荒れている時。
内田さんの家事に向き合う姿勢がほんとにまじめで、私もやらなければと
思わせてくれる力があります。
私が内田さんと同じことができるかというと、できません。無理無理!
予算、センス、能力など、いろいろな要素が不足しています。
長い間、たくさんの物をセンス良く美しく所有する生活に憧れ、
でもできない現実がストレスだったんだなと今は思います。
飾らない、すっきりした部屋を保つほうが私には向いていたようです。
憧れは憧れ、現実は現実と受け止められるようになったのは、
まぁ、成長と言えば成長でしょうか。
昨年は『幸せのしたく』を買いました。
やはり、とても疲れてた時に手に取った記憶があります。
マネはできないけど、この2冊は家事のモチベーションを上げてくれたり、
食器のスタイリングとか勉強になることも多いし、写真も美しいので、
私の生活の癒しとなってます。