奇想の系譜展
普段の行動範囲は限られている。
幼稚園に職場にホームセンターにショッピングモール。
このどれかにいると言ってもいいかもしれない。
日々の生活は、まぁ、こんなものだよ。
と思っているが、
ここではないどこかへ
という気分になったら出かけることにしている。
今回は一人で出かけたい気分だった。
家族のペースじゃなく全て自分のペース
というのは今の状況において贅沢なことだと思う。
上野にある東京都美術館で「奇想の系譜展」を見てきた。
美術に詳しいわけでもないが、
たまにこういったものに行かないと
自分の軸がブレる感覚がある。
なんてことを言っているが
実際見ている時の感想なんて
「かっこいい」とか「本物は迫力が違う」とか
「あの犬かわいい」程度の事しか思ってない。
文庫でこの価格ってマジですか?
と思いながらも買ったちくま学芸文庫。
予習をしてから本物を見に行くか、
本物を見てから読むか迷っていたが、
単に時間がなくて後者になった。
でもこれから寝る前に少しずつ読むのが楽しみ。
本当はこっちを買った方が良いとは思っていたが、
文庫版の価格でビビっている私には手が出せなかった。
明日の日曜美術館は奇想の系譜展が特集だそう。
いい気分転換が出来て、
また普段の生活を頑張れそうな気がする。